今後のマーケット動向はJリートがキーポイント！？Jリートとは！？
🌟Jリートとは！？
多くの投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する不動産投資信託です。
元来、REITという仕組みはアメリカで生まれ「Real Estate Investment Trust」の略でREITと呼ばれています。これにならい、日本では頭にJAPANの「J」をつけて「J-REIT」と呼ばれています。
※投資信託協会より引用
🌟直近動向
7月の東証REIT指数（配当込み）の騰落率は+0.7％となりました。
Jリート市場は、低金利環境のもとで配当金に着目した国内外の資金流入により、底堅く推移しました。ただし、新型コロナ変異ウイルスの感染再拡大により経済正常化の遅れが意識されたことから、ディフェンシブな物流施設リートや住宅リートが選好されました。また、国内外の多くの機関投資家が国際不動産投資におけるベンチマークとして採用しているFTSE指数において、時価総額基準の緩和が6月下旬に公表されたこともあり、採用が期待される小型リートが物色されました。
不動産市況をみると、2021年6月の都心5区のオフィス空室率は6.2％と前月の5.9％から上昇しました。オフィスを縮小する動きに伴い、平均賃料は11カ月連続で下落しました。
なお、日銀は3月の会合で決めた、市場が不安定化する局面でJリート買入れを行う方針に沿って、Jリート買入れを前月に続き行いませんでした。
※三井住友DSアセットマネジメントより引用
🔽東証リート指数日足
上昇ウェッジの形状から下抜けしている。
下降トレンド入りを示唆している。
🔽東証リート指数4h
ヘッド＆ショルダーの形状をしている。
これは、売りシグナルとなる。
➡以上より、長期的に下落していくことが想定できる。
リート指数が下落する場合は、リスクオフ（コロナショックが典型）局面と言えるため、連動して為替も円高方向へ振れる可能性がある。
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