【8月3日21時30分～米国雇用統計ライブ配信開催！】ドル円111.461天井ショートポジション保有中MASA式注目ポイントは！？

🌟みんな大好きドル円111.461エベレストの頂上からショートポジション保有中！

f:id:masaprediction:20210830150944p:plain

🌟足元の相場は複雑なパズル

先週のS&P500週間騰落率は+1.5%、27日にはナスダック総合指数と共に最高値を更新、4,500ポイントを超えました。
一方、米10年国債利回りは1.3%を挟む攻防となりました。
先週、多くの市場参加者が視線を注いだ米FRB（連邦準備理事会）パウエル議長の講演は、従来通り金融引締めに慎重（ハト派）と受け止められました。国債等の資産買取
策縮小（テーパリング）の早期実施訴える地区連銀総裁らに対し、同議長はテーパリングの年内開始には同意も、利上げには依然慎重という従来姿勢を改めて強調しました。
これを受け債券市場では、中長期ゾーン（5-10年）中心に金利は低下、株式市場もITや景気敏感株等が買われました。
但し、足元の相場動向を説明するパズルは非常に複雑です。悪化するアフガニスタン情勢や新型コロナ変異株の脅威、ブースター接種（ワクチン3回目投与）の他、米下院では$3.5兆予算決議案が可決、今後、市場はその配賦を注目する事になるでしょう。更に、足元ではハリケーン・アイダ襲来（メキシコ湾岸）、原油価格も再加速しています。

🔽WTI 原油往復王子MASA式トレード戦略!

masaprediction.hatenablog.com

相場全体を動かす要因が重なる場面では、金利変動が大きくなる傾向があります。9月は例年、あまり金利が動かず昨年も小動きでしたが（図1）、今年は趣が異なるかも
知れません。一旦金利が上昇しリスクフリーレート（無リスク金利。一般には国債利回りを多用）が持ち上がれば、リスクプレミアム（期待リターン－リスクフリーレート）
の縮小を嫌気しリスク資産売りが膨らむ可能性もあります。

f:id:masaprediction:20210830150717p:plain

※三菱UFJj国際投信より引用

🌟 今週注目は8月雇用統計

先週は4-6月期実質GDP成長率の改定値やFRBが物価指標として注目する7月個人消費支出デフレーターが公表されました。実質GDPは前期比年率+6.6%と速報値の同+6.5%から上方修正、個人消費（耐久財消費）や純輸出（輸出 – 輸入）の改善が後押ししました（図2）。足元の家計の財務は、かつてない健全性を手に入れ、今後も力強い消費を後押しするとみています。
今週から9月、経済指標の公表も多く控えます。まず、8月31日のカンファレンス・ボード8月消費者信頼感指数（市場予想124.0 / 7月129.1）、8月中旬に急落みせたミシガン大消費者信頼感に続くか注目です。

9月1日には8月ISM製造業景気指数（同58.5 / 同59.5）が公表、景気モメンタム鈍化は8月も続く見込みです。

そして9月3日は8月雇用統計、非農業部門雇用者数は7月比+72.8万人の予想です（図3）。

f:id:masaprediction:20210830151225p:plain