オミクロン株やFOMC巡る警戒感から米国株反落！12/14元金融機関勤務プロトレーダーMASA式マーケットサマリー！

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🌟マーケット動向

●日経平均は反発。米消費者物価発表後の米株高を好感し幅広く物色される展開。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え後半は見送り姿勢強く小動きに終始。
●米国株は反落。FOMCを控え動き難く、新型コロナ･オミクロン株を巡る懸念で旅行関連株に売り。ハイテク株の下げ目立ち、S&P500主要11セクターの大半下落。
●英国のジョンソン首相は、オミクロン株感染により英国で少なくとも1人の死亡を確認と表明。オミクロン株はロンドン市内の感染の約4割を占め警戒強まる。
●外為市場では米ドル上昇。週内に一連の主要中央銀行の政策決定会合を控えるなか、米連邦準備理事会(FRB) は量的緩和の縮小加速を決定するとの見方が背景。
●米10年債利回りは低下し利回り曲線はフラット化。NY原油先物はオミクロン株を巡る警戒感の再燃から小反落。金先物はFOMCを控え様子見姿勢広がるなか続伸。

🌟本日の注目ポイント

米生産者物価の前年比は10月:+8.6%から11月:+9.2%に加速する見通し。輸送のボトルネックや原材料不足、労働コスト上昇が価格急騰の背景にあり、インフレ圧力の根強さが示される見込み。英国の平均週給(前年比で9月:+5.8%→10月:+4.5%予想)、失業率(9月:4.3%→10月:4.2%予想)が公表。労働市場の堅調さが示されれば、英国中銀の利上げ観測が高まる可能性も。

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