日本株急落！岸田首相が自社株買いのガイドライン作成の可能性指摘！12/15元金融機関勤務プロトレーダーMASA式マーケットサマリー！

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🌟マーケット動向

●日経平均は反落。英国でのオミクロン変異株による死者確認を背景とした経済停滞懸念が重石に。空運、電機等輸出関連安い。岸田首相は自社株買いのガイドライン作成の可能性を言及、後場急落し一時300円安に。
●NYダウは続落。FOMC（連邦公開市場委員会）を明日に控え相場閑散の中、2010年以降最大の伸びとなった11月生産者物価（最終需要:前年比+9.6%）を嫌気。前月比では+0.8%と7月来の高い伸び。物価高騰は一段と加速か。米10年国債利回りは上昇し金融株には買い。
●米上院民主党は債務上限を$2.5兆ドル（約284兆円）引き上げることを盛り込んだ法案を提出。既に可能となっている単純過半数での可決により年内成立に目途。危惧された政府の債務不履行（デフォルト）も回避へ。
●米製薬大手ファイザーは、開発中の新型コロナ感染症経口薬は重症化回避も、軽症回避には有効性低いと報告。米ジョンソン・エンド・ジョンソン開発のワクチンは、オミクロン変異株の中和認められずと報告。

🌟本日の注目ポイント

11月の中国鉱工業生産や小売売上高など主要経済指標、米国11月小売売上高等が公表。中国小売売上高は、8月前年比+2.5%を底に9月同+4.4%、10月同+4.9%と持ち直し、11月も市場予想（同+4.7%）を上回り、景気底打ちを確かなものにするか注目。一方米国の11月小売売上高は、Eコマースの減速もありやや足踏みか。

※三菱UFJ国際投信より引用

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